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フュームドシリカ
フュームドシリカ(Fumed Silica、微粒子シリカ)は、1942年にカーボンブラックの代替品としてドイツDegussa社(現・Evonik Industries社)の化学技術者H. Kloepferによって開発され、煙のような外観からフュームドシリカと呼ばれています。また、合成法から乾式シリカや火炎加水分解法シリカとも呼ばれ、外観は白色粉末です(Photo1)。 フュームドシリカは、液体の増粘・チキソトロピー性付与、粉体の流動性改善、エラストマーの補強などの機能を持ち、塗料、印刷インキ、接着剤、プリンタートナー、ゴムなど幅広い分野で利用されていいます。今回は、フュームドシリカのその特徴的な構造、製法、用途について解説しています。