4月26日合成シリカに関するセミナー、4月27日本技術士会で講演を行います!
合成シリカの専門家

『シリカ』のことでお困りの際には
『シリカ博士』
笛田・山田技術士事務所にご相談ください。
シリカ専門技術、環境保全、労働安全衛生
3つの強みを結び付けクライアント様の問題を解決へと導きます。

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事務所ロゴにかける決意

 

事務所のロゴは弊所が得意とする3つの技術分野、①専門知識(シリカ)、②環境保全、③労働安全衛生を表しており、これらの技術を結集してより産業の発展とあわせて人々が暮らしやすい社会(グリーン社会)づくりに貢献する強い決意を表しています。

『シリカ(SiO2)ってたかが砂でしょ?』

 この言葉は、私が会社員のときに技術担当として営業と某大手化学メーカーに同行した時に担当者の方に言われた言葉で、今でもはっきりと記憶に残っています。確かにシリカは組成式でSiO2と表され土の中に含まれている元素のツートップ(1位:酸素(O)、2位ケイ素(Si))から構成されているため、砂の一種と言われています。
 しかし、その砂はただものではなく、古来から陶磁器等で巧みに利用されてきて人類の発展に寄与。また、産業の黎明期では、アルフレッド・ノーベルがニトログリセリンをシリカの一種である珪藻土に染み込ませることでダイナマイトを発明して大富豪となり、彼が死没後、莫大な遺産でノーベル賞の授与が始まりました。このため、ノーベル賞の授与はシリカが立役者となったといっても過言ではありません。
 現在では、シリカは衣食住をはじめさまざまな場所で使われていて直接目にすることはあまりありませんが、われわれの生活になくてはならない素材となっています。しかし、その反面シリカの種類や用途が年々複雑多岐にわたっています。
 また、水あか、アスベストの主成分もシリカです。更に、珪肺を引き起こす原因物質であり、取り扱い方によっては注意が必要です。

合成シリカの専門家として

 シリカは、天然では砂岩やその他の岩石中に自然に存在するもので、無色で硬い化合物です。合成シリカは、一般に珪砂等の天然シリカと化学反応させることで調製され、用途に応じて、細粒または顆粒状で使用され、大きな比表面積と高い吸着能力を有します。
 合成シリカは、コロイダルシリカ、ヒュームドシリカ等さまざまな種類があり、これらは塗料、プラスチック、ゴムなどの工業製品をはじめ、衣・食・住等様々な場所に使用されています。
 また、(株)グローバルインフォメーションの調査では、世界の合成シリカの市場規模は、2021年に64億米ドルとなり、2028年には149億5,000万米ドルに達し、予測期間中に19.27%の年平均成長率(CAGR)で成長すると予測されていて、世界規模で重要な工業材料の一つです。

 笛田・山田技術士事務所は、長年の経験と資格で合成シリカの専門家(シリカ博士)
としてクライアント様が抱えられている問題を解決へと導きます。

注:シリカ博士とは、ブランディングのために「勝手に」名乗っているものであり、正式な学位ではありません。正式な学位は「博士(工学)」です。

笛田・山田技術士事務所の特長

合成シリカについて幅広い知識があります

 27年間、合成シリカの研究開発に従事して、触媒、食品、医薬品、化粧品など様々な分野を経験しました。更に、退職前3年間は、社内外の技術的な問題を扱うテクニカルサービスに従事をして、多くの技術的問題を解決してきました。

多くの大学やメーカーと共同研究を行った実績があります

 湿度インジケーターシリカゲルの開発では、プロジェクトリーダーとして基礎研究から製品化、国内外からの原料調達、国内外特許化、安全性評価、マーケティングまで一気通貫で従事して製品化に結び付けることができました。この功績が認められ2007年社内技術賞、2017年南九州化学工学懇話会技術賞をいただきました。更に、宮崎大学をはじめ多くの大学や企業と共同研究を実施して売り上げに貢献しました。

環境保全、BCP、エネルギー管理などの経験があります

環境保全

 研究開発を通じて、事業所から排出される排水、ばい煙、廃棄物削減に関する技術的知見ならびに業務経験があります。

BCP

 地震等の大規模災害や事業所内での火災、爆発、漏洩事故等の緊急事態が発生した場合を想定した対応手順作成、訓練立案と実施、更には事業継続計画(BCP)プロジェクトメンバーとして事業所のBCP策定に従事した経験があります。

エネルギー管理

 事業所のエネルギー管理責任者(エネルギー管理士)として、使用エネルギーの削減活動、省エネ法対応、定期報告書作成等に従事していました。エネルギーの削減については、LED証明の導入、製品ごとのエネルギー原単位を求めて設備改良や生産に反映させることで、事業所内の使用エネルギー量の削減に貢献しました。

労働安全衛生に精通しています

 第一種衛生管理取得を期に17年間事業所の安全衛生委員会に所属、作業環境測定測定結果の確認および改善、毒劇物、有機溶剤使用環境の改善に従事。2017年より労働安全コンサルタント取得を期に事業所の安全衛生委員(オブザーバー)として事業所の安全衛生活動を支援しました。

技術者のキャリアアップのお手伝い

 在職中に、仕事と両立させて技術士をはじめ多数の工業系資格を取得した経験から、修習技術士指導や技術者の転職相談等、技術者のキャリア構築についてもコンサルの実績があり、技術者のキャリアアップにも貢献しています。

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