3月に開催いたしましたセミナーにつきましては、多くの皆さまよりご好評をいただき、誠にありがとうございました。
このたびは、皆さまからのご要望にお応えし、8月に再び「表面処理シリカ」を中心としたセミナーを開催させていただく運びとなりました。
詳細は以下の通りです。
講師紹介割引もご用意しております。
こちらからお問い合わせください
合成シリカ微粒子の分散・凝集制御および表面改質のポイント
~実践的応用を中心に~
日 時 :【Live配信】2025年8月8日(金) 10:30~16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年8月20日まで受付(視聴期間:8月20日~8月29日まで)
会 場 : Zoomを利用した Live配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
プログラム
習得できる知識
・合成シリカ微粒子の種類・特徴・分散制御・製造技術・評価手法など基礎知識と市場動向
・合成シリカ微粒子の表面処理のポイントとその用途を
・次世代半導体やナノ・環境材料への用途展開など、合成シリカ微粒子微粒子の最新トピックス
講座の趣旨
産業材料として幅広く活用されている合成シリカ微粒子は、コロイダルシリカやヒュームドシリカをはじめ、塗料・プラスチック・ゴムなどの工業用途に加え、「衣・食・住」のあらゆる分野に浸透しています。近年では、環境配慮型材料として注目を集めるもみ殻シリカや、電子材料分野で注目される中空シリカなど、新たな用途展開も急速に進んでいます。
こうした背景を受け、世界の合成シリカ微粒子市場は年々拡大を続けており、2021年には約8,300億円、2028年には1兆9,500億円規模に達する見通しです。一方で、形態や用途が多岐にわたることから、合成シリカは「分類や理解が難しい材料」とも言われております。
本セミナーでは、数ある合成シリカの中でも特に注目度の高い「合成シリカ微粒子」にフォーカスし、市場性を含めた構造・特性をわかりやすく整理・解説いたします。
加えて、合成シリカの応用展開に不可欠な「表面改質技術」について詳しく取り上げます。表面改質により、凝集・分散性の制御や機能性の付与が可能となり、未処理シリカにはない多様な機能展開が実現できます。
本セミナーでは、シリカの選定ポイントと表面改質の手法を、長年シリカメーカーに携わってきた講師の実務経験に基づいて、実践的に解説いたします。
さらに後半では、最新技術や今後の市場動向についてもご紹介し、研究開発や製品開発のヒントとなる情報をお届けします。
本セミナーは、わずか1日で合成シリカ微粒子の全体像と、表面改質による機能性付与の技術的知見を体系的に習得できる、非常に内容の濃い構成となっております。初心者から実務者まで、幅広い層にご満足いただける内容です。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
お話をさせていただく内容
1.シリカとは
1.1 結晶性シリカ
1.2 非晶質シリカ
1.3 合成シリカ
2.合成シリカ微粒子微粒子
2.1 微粒子の定義
2.2 一次粒子径とその制御
2.3 凝集と分散
2.4 安全性
3.合成シリカ微粒子とその用途と市場性
3.1 コロイダルシリカ
3.2 フュームドシリカ
3.3 シリカゲル
3.4 沈降性シリカ
3.5 メソポーラスシリカ
3.6 多孔質ガラス
3.7 中空シリカ
4. 合成シリカの表面改質
4.1 表面改質とは
4.2 シラノール基
4.3 凝集・分散制御
4.4 構造制御
4.5 表面処理剤の選定方法
4.6 表面処理剤使用量の算出方法
4.7 評価方法
4.8 応用事例
5.評価方法
5.1 外観
5.2 粒子径
5.3 粒子強度
5.4 比表面積
5.5 細孔容積
5.6 細孔径
5.7 不純物
6.最新トピックスと次世代材料
7.まとめ
8.質疑応答
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